しずく事務職に就きたいんだけど、人気すぎるし希望する人が多すぎて不安。未経験の私でも合格できるのかな?



こんなお悩みを解決します。
- 本記事の内容
- 事務職が人気すぎる5つの理由
- 希望者が多い事務職で採用される人の特徴
- 未経験から事務職に合格しやすい具体的な方法
- 自己紹介


この記事を書いている私は、10年以上現役で事務職に特化した転職エージェントをしてきました。この経験をもとに、未経験から事務職へ転職するためのノウハウを解説します。
今回は、事務職が人気すぎる・希望者が多すぎる理由と、未経験でも採用されるためのコツについてお話ししていきます。
実際、事務職は「ノルマなし」「座り仕事」「平日のみ」と三種の神器が揃っており、1社の求人に対して3名以上が応募するほどの超人気職種です。
無理かもって諦めてしまう方も多いですが、がむしゃらに受けるのではなく、面接官が求めているポイントを押さえれば、未経験からでも十分に合格はいけますよ。
この記事を読めば、事務職の面接でアピールすべきことや、最も入社しやすい具体的な抜け道がわかります。
それでは、さっそく見ていきましょう。
事務職が人気すぎる5つの理由


- ノルマなしで精神的な負担が少ない
- 座り仕事で体力を使わない
- 年齢を重ねても長く仕事ができる
- 土日祝日休みの平日のみ勤務ができる
- 今の自分のスキルでもできそうと思える



ひとつずつ見てみましょう。
ノルマなしで精神的な負担が少ない
事務職には営業職や販売職のようなノルマがありません。
毎月の売上目標に追われたり月末の追い込みプレッシャー経験がある方にとって、ノルマがない環境は魅力的ですよね。
無理な押し売りをしたり同僚と数字を競い合ったりするストレスから完全に解放されます。
ちなみに、
事務職と営業職では、役割が違うため、会社からの評価されるポイントも大きく変わってきます。
\ 職種による評価の違い /


もちろん事務職にも正確な作業は求められます。しかし毎日のように数字に追われる日々とは天と地の差がありますよ。



精神的な負担が圧倒的に軽いことが、事務職が絶大な人気を誇る一番の理由ですね。
座り仕事で体力を使わない
シンプルに体力を消耗しないってメリットなんですよね。
エアコンが完備された空間で、自分専用のデスクに専用パソコン、そんな環境は最高です。
立ち仕事の経験がある方なら、夕方になるとやってくる足のむくみや腰の痛みの辛さは痛いほどわかるはずです。
あの肉体的な疲労から解放される喜びは格別ですよ。
仕事中にお菓子をつまむ自分を想像してみてください。
年齢を重ねても長く仕事ができる
事務職への転職は30歳前後が平均的な年齢層となっています。
未経験から挑戦する場合は35歳あたりがひとつの勝負の分かれ目ですが、派遣の場合は40代からでも転職可能です。
体力的な負担が少ないため、そのまま定年まで長く働き続ける人もいます。
また、未経験からの事務職は、最初は「一般事務」や「営業事務」が多いですが、事務職の中でキャリアアップしていく道筋も用意されています。
\ こんなキャリアアップ /


土日祝日休みの平日のみ勤務ができる
ところで、もし土日出勤が必須の事務職求人があったら、あなたは応募したいと思いますか?
おそらく大半の人がノーと答えるはずです。
それくらい、平日のみの勤務でカレンダー通りに休めることの威力は絶大です。
私自身、転職エージェントとして多くの求人を見てきましたが、土日出勤がある事務職の案件はいつも残ってしまいます。
プライベートの予定が立てやすいからこそ人気が集中するわけです。
事務職とサービス業の休日スタイルの違いを比較してみましょう。





休日のスケジュールが固定されることで、人生の質が大きく向上しますよ。
今の自分のスキルでもできそうと思える
最後にして最大の理由が、自分にもできそうと思える、自分でもよくわからない自信です。
パソコンでのデータ入力や資料作成、電話対応や来客対応など、事務職の仕事内容は日常の延長線上でイメージが湧きやすいですよね。
会社がしっかりマニュアルを用意してくれていて、その通りに進めればなんとかなりそうと思える安心感があります。
がむしゃらに難しいスキルを身につけなくても、基本的なPC操作と気配りがあれば飛び込める領域です。
ここまで、事務職が人気の理由を解説してきました。
一旦まとめると
- ノルマなしで精神的な負担が少ない
- 座り仕事で体力を使わない
- 土日祝日休みの平日のみ勤務ができる
- 年齢を重ねても長く仕事ができる
- 今の自分のスキルでもできそうと思える
これらの理由から、事務職は人気すぎるんですよね。
とはいえ、数ある応募者の中でスキルは一緒なのに、採用される人と採用されない人が明確に分かれます。



どうせコミュニケーションでしょ?



そうです。でもコミュニケーションって一括りにせず、もっと噛み砕いてお伝えしますね。
希望者が多すぎる事務職で採用される人の5つの特徴


採用される人には共通点があります。
- 自ら考えて動ける能動的な人である
- 仕事のベクトルを自分に向けている
- 明るくテンポのよい返事が気持ちいい
- 自分の要望より会社の要望を叶えようとする
- 相手の立場で考えて配慮ができる
実は、事務職として必要なスキルを持っているひとが採用される訳じゃないんです。
人としてチームの一員にいて欲しいと思える人が採用されるんです。
では、具体的に見ていきましょう。
①:自ら考えて動ける能動的な人である
指示待ちではなく、自分で考えて動ける能動性が求められます。
面接官が一番避けたいのは、何でも教えてくださいというスタンスで受け身になっている人です。
\ 能動的な人の特徴はこちら /


面接でこれをアピールするには、過去のエピソードを語ったり、逆質問の質を高めたりするのがいいでしょう。
誰もが心の中では色々と考えていますが、発言への恐怖から声に出せないだけなのです。
もし失敗しても別の求人はたくさんあるので、まずは間違っててもいいので自分から発信してみることをおすすめします。
②:仕事のベクトルを自分に向けている
仕事のベクトル、つまり矢印の根元を自分に置いている人は確実に採用されやすいです。
環境や他人のせいにする前に、自分が動けば何が変わるだろうかと第一手を打てる人ですね。面接官がよく言う人がいないという言葉には、良い人がいないという意味が含まれています。
言われていない、誰もやっていない、無理っぽいといったネガティブな言葉は今すぐ封印しましょう。
足りない前提でどう進めるか、どうすれば効率化できるかという思考に切り替えるべきです。
面接での見え方が一気に変わり、合格する人は共通して自分事として捉える傾向があります。
他責思考のままでは、あなたの本当の価値はいつまで経っても面接官に伝わりません。
③:明るくテンポのよい返事が気持ちいい
返事の気持ちよさは、ただのマナーではなく最強の武器になります。
面接官が見ているのは、この人と毎日やり取りしたら気持ちいいだろうかという未来のシーンです。



少し比較してみましょう。


人間はいくつもの要素を統合して相手の印象を決定します。
上記の表にある要素を意識するだけで、面接での評価は驚くほど上がりますよ。



気持ちのいい返事は、一緒に働くイメージを面接官に抱かせる最高のツールです。
④:自分の要望より会社の要望を叶えようとする
残業したくない、連休を取りたいといった自分の要望は誰にでもありますよね。
転職は自分の希望を叶えるためのものなので当然ですが、面接の場でそれを前面に出すと会社からは敬遠されてしまいます。
会社にとっては、まずは会社の要望に気持ちよく応えてくれる人が必要なのです。
もちろん、自分の希望を完全に隠す必要はありません。
ポイントは後出しにすることです。
- まずは会社の要望に応えられる姿勢を見せる
- その後で自分の希望を少しだけ伝える
この順番を意識するだけで、面接官に与える印象はまったく違ってきます。
真っ先に自分の権利ばかりを主張してしまう人は、結果的に大きく損をしていますよ。
⑤:相手の立場で考えて配慮ができる
ここでの配慮とは、ただ優しいとか気が利くということではありません。
純粋に相手の立場で考える能力のことです。
自分が言われたらどう感じるか、上司はどんな結果を求めているか、同僚は何に困っているか。
この視点を持つだけで、面接での受け答えの質が劇的に変わります。
前職で大変だったことは?という質問を例に考えてみましょう。


前者は自分の不満をぶつけているだけですが、後者は困難を学びに変えて相手への気遣いを見せています。
事務職の面接では、スキルや技術よりも、人間性や人柄が深くチェックされているのです。
逆に事務職の面接で落ちてしまう人の4つの特徴


先ほどは採用されやすい人の特徴を見てきましたが、次は逆の落ちやすい人の特徴を4つお伝えします。
- 自信がなく受け身に見える
- 無表情・無関心・無反応の「3つの無」がある
- 自己主張が激しく協調性がない
- 言われたことしかしない受動的な人である
それぞれ見てみましょう。
①:自信がなく受け身に見える
自信のなさは、面接中のふとした態度や言葉尻にしっかりと現れてしまいます。
いくつかどんな態度か例をあげますね。
- 面接官の目を見て話せない
- 〜だと思いますという言葉ばかりで言い切れない
- できる限り頑張りますと曖昧な返事で濁す
- 聞きたいことがあるのに遠慮して質問できない
- 面接官のペースに完全に飲み込まれてしまう
とくに事務職を希望する人は、やりたい仕事だから選ぶというより、今の自分にできそうだからという理由で選ぶケースが多い傾向にあります。
結果として仕事への熱意が弱くなり、面接でも受け身な姿勢が目立ってしまうわけです。
面接官は完璧な回答を求めているわけではなく、あなたが仕事にどう向き合うかを知りたがっています。
もし面接で自信のなさが出てしまうと、入社後にこの人を頼っても大丈夫だろうかと不安にさせてしまいますよね。
面接での自信は、事前の準備で9割が決まります。
事務職は人気求人ですから、中途半端な準備で挑むのはとてももったいないですよ。
想定質問を書き出して練習したり、実際に働く姿をイメージして逆質問を考えたりと、入念な準備をしておきましょう。



しっかり準備をしておくことで、面接でも堂々と振る舞えるようになります。
②:無表情・無関心・無反応の3つの無がある
面接中のリアクションが薄いことも、大きなマイナス評価につながります。
これを僕は3つの無と呼んでいて、面接官に冷たい印象を与えてしまうので要注意です。


面接官もひとりの人間なので、目の前にいるあなたの反応を想像以上によく見ています。
職場で話しかけられたとき、パソコンの画面を見たまま無表情で返事をする人と、手を止めて目を見て話を聞いてくれる人なら、後者と一緒に働きたいと思うのは当然ですよね。
プライドが少し邪魔をするかもしれませんが、面接の場ではいつもの5倍くらいリアクションを大きくするイメージで臨んでみてください。
それだけで、相手に与える印象は劇的に良くなりますよ。
③:自己主張が激しく協調性がない
自分の意見をしっかりと持っていることは素晴らしいですが、面接でそれをガンガン押し出すのは危険です。
私はこう思いますとか、絶対にこっちの方がいいですと自己主張が激しい人は、面接において完全にマイナス評価となります。
なぜなら、事務職に求められているのは縁の下の力持ちとしての役割だからです。
主役として前に出るのではなく、チームのみんなをサポートするポジションですよね。
ここで、協調性がある人とない人の違いを表で比較してみましょう。


初対面の面接の場からグイグイと自分の意見を押し付けてくる人は、入社後も自分のやり方に固執しそうだと面接官に察知されてしまいます。
お客様対応でトラブルになったり、会議で空気を読まずに反対意見ばかり言ったりする未来が想像できてしまうわけです。



意見を伝えるときは、もしよろしければこんなご提案がありますといった配慮のある言葉選びが大切ですよ。
④:言われたことしかしない受動的な人である
指示されたことしかやらない受動的なスタンスの人は、残念ながら採用されにくいです。
会社はあなたに仕事を手取り足取り教えている暇がないからこそ、自分で考えて動いてくれる人材を求めています。
人手が足りなくて忙しい状況をなんとかしたくて、事務職の求人を出している背景があることを忘れてはいけません。
しっかりとした手厚い教育制度が整っていて、誰もが働きやすい職場環境であれば、そもそも人が辞めないので求人自体が出ないものです。
職場に対して過度な高望みをせず、今ある環境の中で自発的に考えて動ける人を企業は探しています。
指示を待つのではなく、自分から仕事を見つけて取り組む姿勢を面接でアピールしましょう。
能動的に動けることを具体的なエピソードを交えて伝えるだけで、他の応募者と大きく差をつけることができます。
人気すぎる事務職を狙うなら派遣が入社しやすい5つの理由
事務職への入社経路は主に、正社員、契約社員やパート、そして派遣の3つに分けられます。
安定を求めて正社員一本に絞る人も多いですが、未経験から事務職のに就くなら派遣がおすすめです。
それぞれの働き方の違いを、表で比較してみましょう。


正社員は安定性がある一方で採用難易度が高く、契約社員やパートは入社した会社が合わなかった場合にまた一から転職活動をやり直すリスクがあります。
一方で派遣は、採用難易度が低く営業のサポートも受けられるため、未経験者が最もスタートを切りやすい環境が整っています。
ここからは、なぜ派遣がおすすめなのか、5つの理由に分けて具体的に解説していきますね。
①:正社員に比べて採用率が圧倒的に高い
事務職を正社員で受ける場合の合格率はおおよそ40%と言われており、半分以上の人が落ちてしまう狭き門です。
しかし派遣であれば、体感として60%まで一気に合格率が高まります。
正社員の面接でなかなか決まらなかった人が、派遣に登録した途端にすんなりと配属先が決まるケースはよくある話です。
長期的な安定はすぐには得れませんが、まずは事務職としてのキャリアを始める第一歩として、これほど最適なルートはありません。
正社員での採用が高い城壁をよじ登るルートだとしたら、派遣は裏口からスムーズに入れるルートのようなイメージですね。



採用率が高いということは仕事が早く決まり、いち早くスタートダッシュを切れるということです。
②:職場で失敗しても次を探してくれる
新しい職場でうまくやっていけるか不安に思うのは、誰でも同じですよね。
正社員やパートの場合、雇用主は配属先の会社になるため、もし職場が合わなければ我慢して続けるか辞めるかの2択になってしまいます。
一方で派遣の場合、働く場所は配属先でも、雇用主は派遣会社になります。
この雇用主の違いが非常に大きく、もし辞めたいと感じた場合の選択肢が全く変わってくるのです。
派遣営業に相談して職場環境を改善してもらったり、別の配属先を紹介してもらったりと、派遣会社がクッションのような役割を果たしてくれます。
万が一失敗してもまた次のステージを探してくれる安心感は、派遣ならではの大きな強みですね。
③:未経験向けの研修制度が整っている
派遣会社は人材を送り出す専門機関であるため、未経験向けの研修制度が非常に充実しています。
パソコン操作やビジネスマナーなど、配属前にしっかりと教えてもらえる環境が整っています。
さらに、配属された後でもスキルに不安があれば、追加で研修を実施してくれる派遣会社もあるほどです。
正社員採用の企業よりも、むしろ教育体制がしっかりと整っているケースも珍しくありません。



スキルに自信がない未経験の方こそ、手取り足取り教えてもらえる派遣からスタートするのが安心ですよ。
④:派遣営業が採用を後押ししてくれる
派遣の面接である顔合わせがもし上手くいかなかったとしても、派遣営業が配属先に対してあなたを強力に後押ししてくれます。
顔合わせ終了後には必ず派遣営業と配属先の担当者とで打ち合わせが行われ、そこで改めて採用についての話し合いがされます。
派遣営業にとってあなたの採用が決まることは自社の売り上げアップに直結するため、全力で味方になってくれるわけです。
面接で伝えきれなかった強みを補足してくれたり、配属先が抱く不安点をカバーしてくれたりと、採用に向けてプラスになるよう徹底的に交渉してくれます。
孤独な戦いになりがちな転職活動において、営業と二人三脚で挑めるのはとても心強いですよね。
⑤:派遣から直接雇用(正社員)も狙える
派遣には同じ配属先に3年までしかいられないというルールがありますが、これは直接雇用を狙う絶好のチャンスでもあります。
3年後には、配属先の直接雇用になるか、別の派遣先に行くか、あるいは派遣元の正社員として働き続けるかといった選択肢が与えられます。
自分のタイミングだけで決められるわけではありませんが、大きなターニングポイントとして正社員への道が開ける可能性があるのは魅力的ですよね。
派遣先で前向きに頑張っていれば、引き抜きのような形で直接雇用の声がかかることも想像以上に多くあります。
いきなり正社員を目指して消耗するよりも、まずは派遣として働きながら実際の職場環境を知り、その上で正社員を目指す方が、結果的に安定する確率は高まりますよ。
よくある質問
事務職の給料は平均いくら?
30代未経験でも採用される?


されます。事務職に入社する際の平均年齢は29.4歳です。
出産後に事務職で職場復帰する方が多いこと、またサービス業をしていたが体力の限界を感じて事務職になった方。
総合すると29歳前後が多いんですよね。
事務職って他の職種と比べてどれくらい人気?
他の職種と比べると、4倍ほど人気です。
令和5年の一般事務の有効求人倍率は0.33倍。
全職業の有効求人倍率1.31倍と比べると、もう別次元の狭き門ですね。
実際に他の職種と比べるとこんな感じです。
- 販売職:2.17倍(事務職の約6.5倍も求人がある)
- サービス業:3.24倍(事務職の約10倍)
- 事務職:0.33倍(100人が応募して33人分しか求人がない)
事務職は超人気だからこそ、本気で挑戦する価値があるんですよ。
まとめ
今回は、事務職が人気すぎる・希望者が多すぎる理由と、未経験から採用されるためのコツについて解説してきました。
本記事のポイントをおさらいしておきましょう。
- 事務職は「ノルマなし・座り仕事・平日のみ」などで人気すぎる
- 採用されるには、能動的で相手の立場で考えられる人柄が大切
- 逆に「自信がない・受け身・自己主張が激しい」人は落ちてしまう
- 人気すぎる事務職への突破口として「派遣」からスタートするのがおすすめ
有効求人倍率0.3倍という狭き門ですが、がむしゃらに受けるのではなく、面接官が求めているポイントを押さえて正しいルートを選べば、未経験からでも十分に合格は可能です。
この記事を読んで「私にもできそう!」と思えたなら、まずは手取り足取りサポートしてもらえる派遣会社に登録して、事務職への第一歩を踏み出してみてくださいね。
今回は以上です。


