しずく事務職に就きたいんだけど、人気すぎるし希望する人が多すぎて不安。未経験の私でも合格できるのかな?



こんなお悩みを解決します。
- 本記事の内容
- 事務職が人気すぎる5つの理由
- 希望者が多い事務職で採用される人の特徴
- 未経験から事務職に合格しやすい具体的な方法
- 自己紹介


この記事を書いている僕は、15年現役で事務職に特化した転職エージェントをしてきました。この経験をもとに、未経験から事務職へ転職するためのノウハウを解説します。
今回は、事務職が人気すぎる・希望者が多すぎる理由と、未経験でも採用されるためのコツについてお話ししていきます。
実際、事務職は「ノルマなし」「座り仕事」「平日のみ」と三種の神器が揃っており、1社の求人に対して3名以上が応募するほどの超人気職種です。
無理かもって諦めてしまう方も多いですが、がむしゃらに受けるのではなく、面接官が求めているポイントを押さえれば、未経験からでも十分に合格はいけますよ。
この記事を読めば、事務職の面接でアピールすべきことや、最も入社しやすい具体的な抜け道がわかります。
それでは、さっそく見ていきましょう。
事務職が人気すぎる5つの理由
- ノルマなしで精神的な負担が少ない
- 座り仕事で体力を使わない
- 年齢を重ねても長く仕事ができる
- 土日祝日休みの平日のみ勤務ができる
- 今の自分のスキルでもできそうと思える



ひとつずつ見てみましょう。
ノルマなしで精神的な負担が少ない
事務職には、営業職や販売職のような売上ノルマがありません。
毎月の数字や月末の追い込みに疲れた方なら、数字を追いかけなくていいだけでも精神的にはかなりラクですよね。
もちろん正確さは求められますが、売上で評価される営業職とは、そもそも評価されるポイントが違います。
\ 職種による評価の違い /





精神的な負担が軽いことは、事務職が人気になる大きな理由ですね。
座り仕事で体力を使わない
シンプルですが、体力をほとんど使わないのも事務職のメリットです。
エアコンの効いた室内で、基本的にはデスクワーク。立ち仕事を経験した方なら、夕方の足のむくみや腰の痛みがないだけでもありがたいですよね。
仕事終わりに体力を残しやすいのは、かなり大きいですよ。
年齢を重ねても長く仕事ができる
事務職は体力的な負担が少ないため、年齢を重ねても続けやすい仕事です。
未経験からの転職では35歳前後から難しくなりますが、派遣なら40代から事務職へ挑戦することもできます。
一般事務から営業事務などへ経験を広げ、その先のキャリアアップを目指すこともできますよ。
\ こんなキャリアアップ /


土日祝日休みの平日のみ勤務ができる
もし土日出勤が必須の事務職だったら、応募したいと思いますか?
おそらく、多くの方が避けるはずです。
それくらい、平日のみ勤務でカレンダー通りに休める条件は人気なんですよね。
私自身が派遣営業として、多くの求人を見てきましたが、土日出勤ありの事務職は残りやすいです。予定を立てやすい働き方だからこそ、応募も集中します。
事務職とサービス業の休日スタイルの違いを比較してみましょう。





休日が固定されるだけでも、プライベートはかなり充実しやすくなりますよ。
今の自分のスキルでもできそうと思える
最後は、自分にもできそうと思えること。
データ入力や資料作成、電話対応など、事務職の仕事は内容をイメージしやすいですよね。
基本的なPC操作ができて、マニュアル通りに進めればなんとかなりそう。この入りやすさが、事務職人気につながっています。
ただし、楽そうというイメージだけで入ると、実際の仕事内容とのギャップを感じることもあります。
ここまで、事務職が人気の理由を解説してきました。
一旦まとめると
- ノルマなしで精神的な負担が少ない
- 座り仕事で体力を使わない
- 土日祝日休みの平日のみ勤務ができる
- 年齢を重ねても長く仕事ができる
- 今の自分のスキルでもできそうと思える
これらの理由から、事務職は人気すぎるんですよね。
とはいえ、数ある応募者の中でスキルは一緒なのに、採用される人と採用されない人が明確に分かれます。



コミュニケーションかな?



そうです。でもコミュニケーションって一括りにせず、もっと噛み砕いてお伝えしますね。
希望者が多すぎる事務職で採用される人の5つの特徴
- 自ら考えて動ける能動的な人である
- 仕事のベクトルを自分に向けている
- 明るくテンポのよい返事が気持ちいい
- 自分の要望より会社の要望を叶えようとする
- 相手の立場で考えて配慮ができる
実は、事務職として必要なスキルを持っているひとが採用される訳じゃないんです。
人としてチームの一員にいて欲しいと思える人が採用されるんです。
では、具体的に見ていきましょう。
①:自ら考えて動ける能動的な人である
事務職でも、指示を待つだけではなく、自分で考えて動ける人は評価されます。
面接官が避けたいのは、何でも教えてくださいという受け身のスタンスです。
\ 能動的な人の特徴はこちら /


面接では、過去に自分から動いた経験や逆質問を使って伝えると効果的です。
まずは自分から発信する姿勢を見せてみてください。
②:仕事のベクトルを自分に向けている
採用されやすい人は、何かあったときに環境や他人のせいにする前に、自分に何ができるかを考えます。
言われていない、誰もやっていない、無理そうではなく、どうすれば進められるかを考える人ですね。
面接でも、この自分事として捉える姿勢はかなり見られています。
他責ではなく、自分から第一手を打てる人は評価されやすいですよ。
③:明るくテンポのよい返事が気持ちいい
返事の気持ちよさは、ただのマナーではありません。
面接官は、この人と毎日やり取りしたら気持ちよく働けそうかまで見ています。



少し比較してみましょう。


人の印象は、返事の速さや声の明るさ、表情など複数の要素で決まります。
少し意識するだけでも、面接官が受ける印象はかなり変わりますよ。



気持ちのいい返事は、一緒に働く姿をイメージしてもらうための武器です。
④:自分の要望より会社の要望を叶えようとする
残業したくない、連休を取りたい。もちろん、自分の希望を持つこと自体は悪くありません。
ただ、面接で最初から要望ばかりを伝えると、会社側は身構えてしまいます。
ポイントは伝える順番です。
- まずは会社の要望に応えられる姿勢を見せる
- そのあとで自分の希望を伝える
これだけでも印象はかなり変わります。
自分の希望は大切にしつつ、相手が何を求めているかも意識してみてください。
⑤:相手の立場で考えて配慮ができる
配慮とは、単に優しいという話ではありません。
相手の立場に立って考えられるかどうかです。
上司は何を求めているのか、同僚は何に困っているのか。この視点があるだけで、面接の受け答えも変わってきます。
前職で大変だったことは?という質問を例に考えてみましょう。


不満をそのまま伝えるより、経験から何を学び、次にどう活かすかまで話せる方が印象はいいです。
事務職の面接では、スキルだけでなく、こうした人柄もしっかり見られています。
逆に事務職の面接で落ちてしまう人の4つの特徴
ここからは、事務職の面接に落ちてしまう人の特徴を見ていきましょう。
- 自信がなく受け身に見える
- 無表情・無関心・無反応の「3つの無」がある
- 自己主張が激しく協調性がない
- 言われたことしかしない受動的な人である



それぞれ見てみましょう。
①:自信がなく受け身に見える
自信のなさは、面接中のちょっとした態度に出てしまいます。
- 面接官の目を見て話せない
- 〜だと思いますばかりで言い切れない
- 曖昧な返事で濁してしまう
- 聞きたいことを質問できない
事務職は、今の自分にもできそうという理由で選ばれることも多く、熱意が弱く見えやすいんですよね。
だからこそ、面接の自信は事前準備で作っておくことが大切です。想定質問や逆質問まで準備しておきましょう。



準備しておくだけでも、面接ではかなり堂々と話せるようになりますよ。
②:無表情・無関心・無反応の3つの無がある
面接中のリアクションが薄い人も、かなり損をしています。
僕はこれを3つの無と呼んでいて、無表情・無関心・無反応がそろうと、それだけで冷たい印象になるんですよね。


面接官も人なので、話したときに反応してくれる人の方が一緒に働くイメージを持ちやすいです。
面接では、普段より少し大きめにうなずく、笑顔で返事をするくらいを意識してみてください。
③:自己主張が激しく協調性がない
自分の意見を持つことは大切ですが、面接で押し出しすぎるのは危険です。
事務職は、前に出るというより周囲を支えながら仕事を進める場面が多い職種だからですね。
ここで、協調性がある人とない人の違いを比較してみましょう。


初対面から自分の意見ばかり主張すると、入社後も周囲とぶつかりそうだと思われます。



意見を伝えるときも、相手の考えを受け止めたうえで提案する姿勢を見せることが大切ですよ。
④:言われたことしかしない受動的な人である
指示されたことしかやらない人は、事務職でも採用されにくいです。
企業が欲しいのは、何でも教えてもらう人ではなく、今ある環境の中で自分から仕事を見つけられる人なんですよね。
実際、人手が足りないからこそ求人を出している会社もあります。忙しい中で、ずっと指示を待たれると現場側の負担も増えてしまいます。
面接では、過去に自分から考えて動いた経験を1つ伝えるだけでも、かなり印象が変わりますよ。
人気すぎる事務職を狙うなら派遣が入社しやすい5つの理由
事務職への入社経路は、主に正社員・契約社員やパート・派遣の3つです。
まずは、それぞれの違いを比較してみましょう。


派遣なら採用されやすいうえに、仕事探しや就業後も派遣会社のサポートを受けられます。



ここから、派遣がおすすめな理由を5つに分けて見ていきますね。
①:正社員に比べて採用率が圧倒的に高い
事務職を正社員で受けた場合、合格率はおおよそ40%と言われています。
一方、派遣なら僕の体感では60%ほどまで上がります。正社員の面接で何社も落ちていた人が、派遣に変えた途端にすんなり決まることもあります。
長期的な安定は別として、まず事務職の経験を積む入口としてはかなり使いやすいんですよね。



早く事務職としてスタートできることも、派遣の大きなメリットですね。
②:職場で失敗しても次を探してくれる
正社員やパートは、職場が合わなければ我慢するか辞めるかになりやすいですよね。
派遣は少し違って、働く会社と雇用している会社が別です。
そのため、職場が合わなければ派遣営業へ相談し、環境を調整してもらったり、別の派遣先を探してもらったりできます。
万が一合わなくても、次まで一人で探し直さなくていい。この安心感は未経験者にとってかなり大きいですよ。
③:未経験向けの研修制度が整っている
スキルに自信がない人ほど、派遣から始めるのはアリです。
派遣会社によっては、パソコン操作やビジネスマナーなど未経験向けの研修が用意されています。
配属後も追加研修を受けれますので、いきなり現場へ放り込まれて全部自分で覚える必要はありません。



事務経験ゼロだから不安という方にとって、最初のハードルを下げてくれる仕組みですね。
④:派遣営業が採用を後押ししてくれる
派遣では、顔合わせが終わったあとも派遣営業が採用を後押ししてくれます。
僕自身も派遣営業をしていますが、本人が面談で伝えきれなかった強みを補足したり、企業側の不安を確認して調整したりすることは普通にあります。
求職者が一人で面接結果を待つ正社員転職とは、ここが大きく違うんですよね。
営業と二人三脚で進められるので、面接が苦手な人にとっても心強い仕組みです。
⑤:派遣から直接雇用(正社員)も狙える
派遣は、ずっと派遣で働き続けるしかないわけではありません。
同じ派遣先で働ける期間にはルールがありますが、その節目で派遣先の直接雇用へ切り替わることもあります。
実際、仕事ぶりを評価されて正社員や契約社員として声がかかる人もいますよ。
いきなり正社員だけを狙うより、まず派遣で事務経験を積み、職場との相性を確かめてから直接雇用を目指す。こういうルートも十分狙えます。
なお、40代から事務職を目指す場合は、派遣で入るべきか、パートで働くべきかで悩む方もかなり多いです。
それぞれ向いているケースが違うため、こちらも参考にしてみてください。
よくある質問
事務職の給料は平均いくら?
30代未経験でも採用される?


されます。事務職に入社する際の平均年齢は29.4歳です。
出産後に事務職で職場復帰する方が多いこと、またサービス業をしていたが体力の限界を感じて事務職になった方。
総合すると29歳前後が多いんですよね。
事務職って他の職種と比べてどれくらい人気?
他の職種と比べると、4倍ほど人気です。
令和5年の一般事務の有効求人倍率は0.33倍。
全職業の有効求人倍率1.31倍と比べると、もう別次元の狭き門ですね。
実際に他の職種と比べるとこんな感じです。
- 販売職:2.17倍(事務職の約6.5倍も求人がある)
- サービス業:3.24倍(事務職の約10倍)
- 事務職:0.33倍(100人が応募して33人分しか求人がない)
事務職は超人気だからこそ、本気で挑戦する価値があるんですよ。
まとめ
今回は、事務職が人気すぎる・希望者が多すぎる理由と、未経験から採用されるためのコツについて解説してきました。
本記事のポイントをおさらいしておきましょう。
- 事務職は「ノルマなし・座り仕事・平日のみ」などで人気すぎる
- 採用されるには、能動的で相手の立場で考えられる人柄が大切
- 逆に「自信がない・受け身・自己主張が激しい」人は落ちてしまう
- 人気すぎる事務職への突破口として「派遣」からスタートするのがおすすめ
有効求人倍率0.3倍という狭き門ですが、がむしゃらに受けるのではなく、面接官が求めているポイントを押さえて正しいルートを選べば、未経験からでも十分に合格は可能です。
この記事を読んで「私にもできそう!」と思えたなら、まずは手取り足取りサポートしてもらえる派遣会社に登録して、事務職への第一歩を踏み出してみてくださいね。



今回は以上です。


