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営業事務はやめとけ?きつい理由と40代からでも転職できる方法

営業事務はやめとけ?きつい理由と40代からでも転職できる方法
しずく

営業事務に転職しようか迷ってるんだけど、実際どうなの?きついからやめとけとも言われるんだけど。

ひなた

こんなお悩みを解決します。

本記事の内容

  • 営業事務がやめとけと言われる理由
  • 営業事務で働く意外なメリット
  • 40代未経験から営業事務に転職する3つの方法
  • 自己紹介

この記事を書いている僕は、派遣営業歴15年の現役担当者。登録会・面談を通じて、40代女性の事務転職の悩みに数多く寄り添ってきました。その経験をもとに解説しています。

ところで、営業事務ってほんとに辞めておいたほうがいいんでしょうか?

ネット上の意見って感情ベースのものも多くて、自分にとって本当に合うかどうかの判断材料にしづらいんですよね。

そこで本記事では、現場のリアルな実態を組み合わせて、営業事務の良い面・悪い面の両方を整理していきます。

ひなた

5分ほどで読めるので、転職の判断に迷っている方は最後までチェックしてみてくださいね。

目次

営業事務がやめとけと言われる5つの理由

営業事務がやめとけと言われる5つの理由

まずは、営業事務が「やめとけ」と言われる代表的な理由を5つに整理します。

  • クレーム対応で精神的に消耗しやすい
  • 突発対応が多くペースを乱されがち
  • 営業と顧客の板挟みになるストレスがある
  • スキルアップや将来性を感じにくい
  • 繁忙期に突発的な業務が重なりやすい

結論からいうと、営業事務がきついのは仕事内容そのものよりも、複数のしんどさが同時に押し寄せやすい構造に原因があります。

ひなた

順番に見ていきましょう。

①:クレーム対応で精神的に消耗しやすい

営業事務は、事務職の中でも電話でのやりとりが非常に多い事務職です。

顧客や取引先からの問い合わせ・要望・クレームの一次対応を担う場面があり、精神的に消耗しやすい職種。

\ 実際に、営業事務の仕事内容として /

ひなた

上記2つの内容は必須業務とも言えます。

つまり、社内書類の処理だけじゃなく、かなり高頻度で顧客とやり取りするんですよね。

ここで注目したいのが、クレームの中身です。

営業本人じゃないのに、不満をぶつけられる立場になりがちなんですよね。

しずく

シンプルにフラストレーション溜まっていきそうですね。

②:突発対応が多くペースを乱されがち

営業事務はルーティンワーク中心に見えますが、実態はイレギュラー業務の連続です。

自分のペースで黙々と作業を進めたい人ほど、このギャップにしんどさを感じやすいですね。

どんな仕事内容が多いのかを見てみましょう。

\ こんな仕事が多い /

突発対応が多くペースを乱されがち

つまり、以下の画像のように、

定型業務と割り込み業務が、ほぼ同時に流れ込んでくる構造なんですよね。

割り込み業務多数

実際にこんなシチュエーションは、よく発生します。

午前中に請求書をまとめて発行している最中に、

  • 営業から「この見積だけ至急差し替え」
  • 顧客から「納期どうなった」
  • 物流から「この出荷先の住所が違う」

が連続で差し込まれる。

ひなた

それでいて、次のセクションで解説する、板挟みになりやすいポジションなんです。

③:営業と顧客の板挟みになるストレスがある

関わる人みんな好き勝手言ってきます。

  • 顧客は→早く
  • 営業は→何とかして
  • 経理は→ルール通りにして

全員の要望を叶えようとすると普通に詰みます。

勤務年数が長くなってくると、発言力がつくのでいいのですが、未経験の時はこれがホント大変。

それに、営業はかなり無理を言ってきますよ。

たとえば、こんな感じになってしまいます。

営業が顧客に「来週納品できます」と伝えた後の出来事一例。

営業事務のリアルシーン

倉庫では在庫不足、仕入先からは入荷遅延、顧客は今月中の納品を要求している。

結果として、

  • 顧客には急かされる
  • 営業には「早く対応して」と言われる
  • 社内部門には「それは無理」と返される

といった板挟み状態になりやすいんですよね。

④:スキルアップや将来性を感じにくい

営業事務で将来性を感じにくくなるのは、仕事が単なる入力・書類作成だけに固定される場合です。

逆に、業務改善やデータ活用、社内外調整まで広げられる環境なら、十分に将来性があります。

ただ、営業事務の現状を見ても、業務内容は変化してきていると感じます。

価値の重心が入力作業から業務改善・顧客接点へシフトしていってるイメージですね。

つまり、こういう構図です。

スキルアップや将来性を感じにくい

営業事務そのものが終わるんじゃなくて、定型部分だけにとどまる働き方が危ない、ということ。

⑤:繁忙期に突発的な業務が重なりやすい

営業事務は、常に残業地獄というわけではありません。

ただ、月末月初・締め日・納品遅延・営業イベント前後などに一気に忙しくなる仕事です。

\ 繁忙期に重なりやすいタスクはこれら /

繁忙期に重なりやすい業務一覧

締め処理よりの業務が複数入っていますよね。

月次・四半期・契約更新のタイミングに偏って発生しやすく、通常の問い合わせ対応と重なったとき、繁忙の山が一気に立ち上がります。

ひなた

繁忙期の集中度合いは、会社の規模や業種によっても差が大きいです。

本当にやめとけ?営業事務で働く3つのメリット

本当にやめとけ?営業事務で働く3つのメリット

ここまでネガティブな話が続いたので、ここからは営業事務のメリット側を見ていきましょう。

  • ビジネスの土台となるスキルを身につけられる
  • 未経験でも比較的就きやすい職種である
  • 定時上がりが多くプライベートが安定しやすい

一言でまとめると、営業事務は入り口の広さと、身につくスキルの汎用性がかなり優秀な職種です。

①:ビジネスの土台となるスキルを身につけられる

営業事務の大きな強みは、企業活動の基本フローを横断的に学べることですね。

受発注、見積、請求、顧客対応、社内調整、契約チェックまで触れるので、ビジネスの土台を作りやすい職種です。

例えば、1年ほど営業事務を経験すると、こんな流れが体感的に理解できます。

  • 顧客から注文が来る
  • 見積・受注・在庫確認・納期回答
  • 出荷・請求・入金確認

この「お金とモノの動き」を理解していることって、実は他のどんな職種に進んでも武器になります。

具体的に身につくスキルを整理するとこんな感じ。

営業事務身につくスキル

営業事務で学ぶ基礎は、その後のキャリアにそのまま転用しやすいんですよね。

②:未経験でも比較的就きやすい職種である

営業事務は事務職の中では、未経験から入りやすい部類に入ります。

電話対応がある分、事務職の中では人気度が下がるんです。

ただし、何も準備しなくていいわけじゃなくて、最低限のPC操作とビジネスマナーは前提です。

厚生労働省の「未経験でも比較的入りやすい職業」一覧には、営業事務がしっかり掲載されています。

求人倍率の傾向についても、一般事務と比較すると入口の広さが見えてきます。

一般事務との比較は本記事の営業事務と一般事務、どっちが自分に向いてる?で比較表にまとめてます。

ひなた

販売職や接客職の経験者は、営業事務との相性が特にいいですよ。クレーム一次対応や急ぎ案件の優先順位づけが、そのまま使えるスキルになります。

③:定時上がりが多くプライベートが安定しやすい

営業事務は、ノルマ色の強い営業職に比べると、生活リズムを保ちやすい傾向があります。

少なくとも、残業は一般的には少なく、休日は完全週休2日制が基本。

ただし注意点として、上述していますが、受発注・請求・納期調整などのタスクが多いので、忙しい時期の波はある前提は持っておくべきです。

毎日安定ではなく、比較的安定しやすいと書くのが正確ですね。

40代からの営業事務への転職はやめとけ?実態を解説

40代からの営業事務への転職はやめとけ?実態を解説

40代未経験で営業事務って、現実的にあり?と気になる方も多いですよね。

結論から言うと、40代だから営業事務への転職は十分に可能です。

ただし、40代未経験で正社員の人気事務職だけを狙うと難度が上がるので、ルート選びと経験の言語化が重要になります。

厚生労働省の令和6年雇用動向調査を見てみましょう

若年層よりは下がっているので、年齢が上がるほど転職全般の難度が増す傾向はあります。

ひなた

ただ、ここで興味深いデータが。

同じ調査で40〜44歳の転職後の賃金は「増加」41.3%に対し「減少」29.3%、

45〜49歳でも「増加」37.3%に対し「減少」30.4%でした。

数字多すぎるので、これもわかりやすくするとこんな感じ。

調査結果

つまり、40代未経験転職が必ずしも年収ダウン一択じゃないってことです。

さらに、営業事務の平均年齢は43.3歳。

仕事そのものが若年層専用というわけじゃないんですよね。

しずく

じゃあ40代の転職において何が大事なんですか?

ひなた

それは、過去の経験をどう営業事務向けに言語化するかです。

前職営業事務で活きる経験
営業顧客とのやり取り、見積・受注の流れ理解
接客・販売一次クレーム対応、優先順位づけ
物流納期感覚、在庫理解
カスタマーサポート問い合わせ対応、エスカレーション判断

逆に、こうしたことを言えないまま「未経験の事務を一からやりたい」とだけ伝えると、通過率はガクッと下がります。

未経験から営業事務へ転職する3つの方法

未経験から営業事務へ転職する3つの方法

ここからは、未経験から営業事務に入る3つの方法を紹介していきます。

結論からいうと、未経験者には派遣からのスタートがいちばん失敗しにくいです。

ただ、人によって合うルートが違うので、3つとも見ていきましょう。

①:【おすすめ】派遣を使うと失敗リスクを減らせる

未経験から営業事務に入るなら、派遣の活用が最も失敗しにくいです。

理由は、仕事内容との相性確認がしやすく、

  • 事前ヒアリング
  • スキル確認
  • 研修
  • 就業後フォロー

が制度的に組み込まれているからですね。

あと、もうひとつ言うと、派遣からのスタートが一番合格率が高いです。

自己流で応募するよりも、ズレを修正しやすい仕組みが用意されているんですよね。

\ 派遣の種類を整理するとこんな感じ /

派遣の種類

「まず派遣で営業アシスタントに入る→相性確認→紹介予定派遣で直接雇用」というルートは、未経験者にとって王道ルートです。

②:転職サイトで自分のペースで求人を探す

自分のペースで求人を比較しながら進めたい人には、転職サイトがおすすめです。

掲載求人数も多く、自分の基準で勤務エリア・年収・条件を比較しやすいのが強みですね。

ただし、未経験可の事務求人は人気が高く、条件のよい求人ほど競争が激しい傾向があります。

検索するときは「営業事務」だけじゃなく、ワードを広げてみましょう。

  • 営業アシスタント
  • 受発注管理
  • 受注事務
  • カスタマーサポート寄り事務
しずく

このあたりまで検索範囲を広げると、応募できる求人がグッと増えます。

③:転職エージェントに丸ごとサポートを頼む

一人で求人を探すのが不安な人、職歴の言い換えが必要な人、40代・未経験など難易度が上がりやすい人には、転職エージェントの利用価値が高いです。

非公開求人、書類添削、面接対策、日程調整、企業情報の補足までサポートしてもらえるので、営業事務への転職には特に相性がいいですね。

エージェント側で志望動機とか考えてくれます。

この差はかなり大きいですよ。

エージェントに最初に伝えるべき条件はこんな感じです。

  • 顧客対応の有無の希望
  • ノルマなし希望
  • 残業上限
  • 勤務地
  • 年収下限
  • 教育体制重視など
ひなた

ただ、転職エージェントは紹介料の高い転職先に寄せる傾向があるため、仕事を選ぶ選択肢はかなり狭まります。

営業事務に関するよくある質問

最後に、営業事務に関するよくある質問にお答えしていきます。

営業事務と一般事務、どっちが自分に向いてる?

結論:向いている働き方で判断するのが正解です。

ざっくり比較するとこうなります。

比較項目営業事務一般事務
顧客対応多い少なめ
社内調整多い中程度
ルーティン度
突発対応多い少なめ
求人の多さ多い少ない
平均年収(正社員給料)約350〜440万円約343〜363万円
平均年収(派遣社員)1,499円/時1,496円/時
有効求人倍率1.420.3
ひなた

注目したいのは、有効求人倍率の差です。

営業事務は1.42、一般事務は0.3。

一般事務のほうがかなり倍率が低い=競争が激しいんですよね。

電話や来客、納期調整が苦にならず、営業を支えるのが好きなら営業事務向き。

逆に、対外折衝よりも文書整理や入力、社内の定型業務を落ち着いてこなしたいなら一般事務のほうが合いやすいですね。

事務職自体が向いていない場合はどうすればいい?

自己分析で意外に使えるのがjob tag

興味・価値観・適性・ポータブルスキルから適職を探す自己診断ツールがあるので、活用してみるといいですよ。

強みが活きる方向へ職種をずらしたほうが、納得感のある転職になります。

例えば、こんな「営業事務に向いていないサイン」があれば要注意。

  • 入力ミスで極端に消耗する
  • 電話が鳴るだけでしんどい
  • 優先順位づけが苦手
  • 依頼が重なるとフリーズする

営業事務の平均年収・平均時給はどのくらい?

項目数値
全国平均年収(正社員)約350〜440万円
平均時給(派遣社員)1,499円/時
平均時給(アルバイト)1,232円/時
平均労働時間158時間
平均年齢43.3歳
求人賃金(月額)23.1万円
有効求人倍率1.42

「求人サイトで月給20万円台が多いのに、平均年収400万円は高すぎない?」と思う方もいると思いますが、賞与・残業・勤続年数が反映された結果ですね。

営業事務でも営業をやらされることはある?

あります。

特に、中小企業や零細企業に正社員として入社した場合、営業もさせられることもあります。

営業は絶対にやりたくない場合、派遣社員として入社すると必ずと言っていいほど守られます。

理由は
  • 派遣社員は業務を限る必要があるため
  • 万が一営業させられても、派遣営業が調整してくれる
  • それでも治らないときは配属先変更してくれる

三段構えで守られるんですよね。

対しての正社員で入社した場合は、自分で自分の身を守らなければなりません。結構苦痛ですよ。

ひなた

派遣から始めて企業の直接雇用を狙うのが最も失敗しないやり方です。

営業事務で病んでしまうのはどんなとき?

営業事務で病みやすいのは、

  • 仕事量の急増
  • 責任の重さ
  • 顧客や営業からの圧
  • 板挟み
  • 人手不足が重なったとき

単発の忙しさより、「ずっと気を張り続ける状態」が危険ですね。

まとめ:「営業事務はやめとけ」は半分正解、半分は違う

最後まで読んでいただきありがとうございます。

営業事務はやめとけっていうのはは半分正しく、半分は乱暴な意見です。

本記事のポイントをおさらいしておきましょう。

  • 顧客クレーム・突発対応・板挟み・繁忙の波でしんどくなりやすいのは事実
  • でも、未経験から入りやすく、ビジネス基礎が身につき、生活リズムも整えやすい仕事でもある
  • 40代未経験でも、経験の翻訳次第で十分にチャンスあり
  • 未経験なら、派遣→相性確認→直接雇用のルートが現実的

つまり、職種そのものより会社選び・業務範囲・キャリア設計が重要ということですね。

「やめとけな人」と「向いている人」を整理するとこんな感じ。

やめとけな人向いている人
自分のペースで黙々と進めたい調整役が苦にならない
電話やクレームに強いストレスを感じる社内外の橋渡しにやりがいを感じる
同時並行が極端に苦手業務整理が好き

ネットの「やめとけ」は感情ベースの意見も多いですが、自分の特性・前職経験・希望する働き方とすり合わせれば、答えはちゃんと見えてきますよ。

ひなた

周囲の声に振り回されず、自分の軸で判断していきましょう。あなたの選択を応援していますよ!

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